Portfolio
wind load v.2
個展「ふるれる」 / デザインフェスタギャラリー原宿
LiDARが来場者の位置をリアルタイムで捉え、近くにある風車が静かに回転し始める。離れると止まり、近づくとまた動く。9基の風車が点在する空間の中で、あなたの存在そのものが見えない風となる。
センサーと身体と空間が連動し、意図せず場を動かしてしまうこと——それ自体がこの作品の核心である。風は本来、目に見えない。しかしその痕跡は、回転する羽根によって可視化される。あなたが歩くたびに、空間は静かに応答する。
GitHub
Development Details
- 開発形態:個人
- 担当範囲:システム設計/センサー処理/モーター制御/設営
- 使用技術:LiDAR(位置検出)(HOKUYO)/ TouchDesigner(座標処理)/ Processing / M5Stack(モーター制御)
Tremor
個展「ふるれる」 / デザインフェスタギャラリー原宿
5つのガラス球が天井から吊られ、それぞれ水を湛えている。ランダムなタイミングで5基のステッピングモータが起動し、その振動が直接水面に伝わる。揺れた水面は光を屈折させ、波紋を壁面へと投影する。
整合と崩壊、同期とずれ——5つのリズムが偶然重なり、また離れていく。観客は介入しない。立ち止まり、揺らぎを見つめる。インテリアとして空間に佇みながら、空間そのものをわずかに震わせ続ける作品。
Development Details
- 開発形態:個人
- 担当範囲:システム設計/モーター制御/光学設計/設営
- 使用技術:NEMA17 ステッピングモータ/ Arduino(モーター制御)
laser harp v.2
個展「ふるれる」 / デザインフェスタギャラリー原宿
空間に張られた4本の毛糸。それらに触れることにより音が生まれる。4本の糸にはそれぞれ音色が割り当てられており、触れる位置によって音高が変化する。弾くのではなく、光の中に身体を入れることで演奏が始まる楽器。
音楽とは何か、楽器とは何か。光と音と身体が交差するこの空間で、演奏という行為の定義そのものが書き換えられていく。
Development Details
- 開発形態:個人
- 担当範囲:楽器デザイン・開発/サウンドデザイン/センサー処理
- 使用技術:LiDAR (RPLiDAR) / Raspberry Pi (LiDAR制御)/ Processing / Max(サウンドプログラミング)
読めない日記 v.2
個展「ふるれる」 / デザインフェスタギャラリー原宿
記録されているが、読むことのできない日記。文字は確かに存在するが、目で追おうとすると消えていく。意味へとたどり着けない。読むという行為と、理解するという行為の間にある距離——そこにあるのは言語への信頼か、それとも不信か。記録することと、伝わることは、果たして同じことなのだろうか。
日記とは本来、最もプライベートな記録の形式である。しかしそれが「読めない」とき、記録の意味は反転する。誰かに読まれることを拒絶しているのか、それとも読まれることを切望しながら、言葉が逃げていくのか。
本個展では、客層を考慮し英語バージョンを追加した。
作品を体験する ※カメラの許可が必要になります
Development Details
- 開発形態:個人
- 担当範囲:WEBアプリケーション開発
- 使用技術:MediaPipe FaceMesh(視線追跡)/ HTML/CSS/JavaScript
砂譜 v.2
個展「ふるれる」 / デザインフェスタギャラリー原宿
正方形の箱に敷き詰められた砂。触れると音が鳴る。砂粒が指の輪郭を記憶するように、音もまた触れた痕跡として空間に残る。素材としての砂と、インターフェースとしての砂。その境界が溶けるとき、触れるという行為の意味が問い直される。
砂は古来より、時間を測り、記録を残し、痕跡を刻む媒体であった。この作品において砂は、身体と音響が出会う界面となる。
Development Details
- 開発形態:個人
- 担当範囲:作品デザイン/センサー処理/サウンドデザイン
- 使用技術:Python / OpenCV / WebSocket / Web Audio API / OSC / RTSPカメラ
消える日記
Kilopost 小金井 宮地楽器ホール市民ギャラリー (B1F) / マルチパーパススペースD (1F) / exhibition by PLATANUS
日記を「読む」とはどういう行為か。
この作品では、観客の視線をリアルタイムで追跡し、目が向いた文章を少しずつ消していく。読もうとすればするほど、その言葉は失われる。注意深く読もうとした文節ほど、早く消える。
日記という形式はもともと矛盾を抱えている——書いた本人以外には読まれないはずの言葉が、「日記」として存在するかぎり読まれる可能性を持つ。この作品はその矛盾を逆転させる。観察しようとする意志が、観察対象を消滅させる。
量子力学における観測問題——観測という行為が粒子の状態を確定させるのと同様に、ここでは「見る」という行為が存在を消す。他者の視線にさらされた瞬間、内省は蒸発する。
全ての文字が消えたとき、画面には「もう何も読めない」という言葉だけが残る。
作品を体験する ※カメラの許可が必要になります
Development Details
- 開発形態:個人
- 担当範囲:WEBアプリケーション開発
- 使用技術:MediaPipe FaceMesh(視線追跡)/ HTML/CSS/JavaScript
MIRO R
Kilopost 小金井 宮地楽器ホール市民ギャラリー (B1F) / マルチパーパススペースD (1F) / exhibition by PLATANUS
あわせ鏡の奥を覗いてはならないと、幼少期に言われたことはないだろうか。向かい合う画面の間で像が無限に反射し、奥にあなたが知らない"誰か"が映し出されるホラー的作品。BroadcastChannel APIを用いてブラウザ上でリアルタイムに実現している。
Development Details
- 開発形態:個人開発
- 担当範囲:WEBアプリケーション開発
- 使用技術:HTML5 Canvas / BroadcastChannel API / getUserMedia API
Laser Harp
Kilopost 小金井 宮地楽器ホール市民ギャラリー (B1F) / マルチパーパススペースD (1F) / exhibition by PLATANUS
LiDARセンサーで手の位置をリアルタイムに検出し、不可視の「弦」を演奏できるインタラクティブな楽器インスタレーション。光と音だけで構成された楽器を、誰でも直感的に演奏できる体験を目指した。
Development Details
- 開発形態:個人
- 担当範囲:楽器デザイン・開発 / サウンドデザイン
- 使用技術:LiDAR Scanner
多摩川セッション
Kilopost 小金井 宮地楽器ホール市民ギャラリー (B1F) / マルチパーパススペースD (1F) / exhibition by PLATANUS
多摩川河川敷で採取した石をソレノイドによって叩いた際の音を用いたインタラクティブ作品。ソレノイドは体験者が場所を任意に動かすことが出来、ドラムマシーンのように操作することができる。
Development Details
- 開発形態:チーム開発
- 担当範囲:ソレノイド制御 / 作品デザイン
- 使用技術:ソレノイド
砂譜 -SAFU-
Kilopost 小金井 宮地楽器ホール市民ギャラリー (B1F) / マルチパーパススペースD (1F) / exhibition by PLATANUS
砂の上に描かれた紋様を、音楽へと変換するインタラクティブ・サウンドインスタレーション。
俯瞰カメラが砂面を捉え、その明暗をリアルタイムに等高線として解析する。 砂に文字を書く、手で崩す、模様を描く——それらの行為が即座に音の変化として現れる。 砂面は楽譜であり、観客は無意識のうちに作曲家となる。
音は5つの層から成り、砂の状態に応じてそれぞれが独立して変化する。 静かな砂面では穏やかなドローンとアルペジオだけが響き、 砂が乱されるほどリズムと粒状音が浮かび上がる。
Development Details
- 開発形態:個人開発
- 担当範囲:センサー処理/サウンドデザイン
- 使用技術:Python / OpenCV / WebSocket / Web Audio API / OSC / RTSPカメラ
探波 (たんぱ)
Kilopost 小金井 宮地楽器ホール市民ギャラリー (B1F) / マルチパーパススペースD (1F) / exhibition by PLATANUS
鉄板が揺れる高さの音を探す事で、音が波であるという事、共振、などを体験できる作品。視音(Kilopost他展示:二宮大徳作品)との連動も含めて音は波であると再認識を目指す
踏間 / FUMA — The Space You Step Into
INTERCOLLEGE SONIC ARTS FESTIVAL 2025
観客が踏み込む床面の位置をLiDARで検出し、歩行や立ち止まる行為が空間の音響と光を変化させるインスタレーション。「踏む」という日常的な動作を音楽的な行為として問い直す。
ICSAF
作品概要
Development Details
- 開発形態:チーム開発
- 担当範囲:システム設計/センサー処理
- 使用技術:Max(データ処理) / LiDAR(位置検出)/ Touch Designer(LiDAR座標処理) / Processing
THE OTHERS
国立音楽大学 コンピュータ音楽専修 卒業制作
作品解説
卒業論文
手の動きをMediaPipeで捉え、XYプロッターが砂の上に軌跡を物理的に描き出すサウンドインスタレーション。身体の動作が痕跡として空間に刻まれると同時に音響を生成する。他者との境界・接触をテーマにした卒業制作。
Development Details
- 開発形態:個人開発
- 担当範囲:コンセプト設計/音響設計/プログラミング
- 使用技術:Max(音響生成,XYプロッター制御) / Python(HandTrackingデータ処理,XYプロッター制御) / LiDAR(位置検出)/ Touch Designer(LiDAR座標処理) / Processing / XYプロッター(arduino/M5Stack) / HandTracking(mediapipe)
dropan
Sonic Interaction 2025.09
System OverView
Movie
水滴や雨粒の落下をセンサー(MH-RD Raindrops module)で検出し、音に変換するインスタレーション。Maxによって音響テクスチャへと展開され、偶発的な水の動きが演奏を生み出す。
Development Details
- 開発形態:個人開発
- 担当範囲:システム設計/音響プログラミング/センサー処理
- 使用技術:Max(音響生成) / Arduino(センサー入力)
You can(not) be patterned
国立音楽大学 コンピュータ音楽専修 / 後期ゼミ試験作品
System OverView
Leap Motionで手のジェスチャーをリアルタイムに捉え、音響と照明をダイナミックに制御する作品。「パターン化できない」という問いのもと、身体性と予測不能性が音楽的な秩序を撹乱する体験を設計した。
Development Details
- 開発形態:個人開発
- 担当範囲:インタラクション設計/音響・照明連携/プログラミング/設営・調整
- 使用技術:Max(音響生成) / Leap Motion / DMX / Arduino
感要植物
Sonic Interaction 2024 "Various"
System OverView
植物の環境センサー入力を音と光に変換するチーム制作インスタレーション。生命体と電子デバイスの境界を問いながら、植物が発する微細な変化を聴覚・視覚空間へと接続する。
Development Details
- 開発形態:チーム開発
- 担当範囲:プログラミング/設営・調整
- 使用技術:Max(デバイス制御) / Arduino(センサー入力)
Wind Load.
国立音楽大学 コンピュータ音楽専修 / 前期ゼミ試験作品
System OverView
LiDARで観客の位置と動きを検出し、その分布を「風の荷重」として音響的に解釈するインスタレーション。建築・構造工学の概念を音響体験に転用し、人体が空間に与える見えない圧力を可聴化する。
Development Details
- 開発形態:個人制作
- 担当範囲:音響プログラミング/サウンドデザイン/設営・調整
- 使用技術:Max(音響生成,デバイス制御)/ Arduino(モーター制御) / LiDAR(位置検出)/ Touch Designer(LiDAR座標処理) / Processing
MPS210-55
INTERCOLLEGE SONIC ARTS FESTIVAL 2023 / 愛知県立芸術大学
Movie
System OverView
モーター制御と音響・照明を統合したチーム制作インスタレーション。INTERCOLLEGE SONIC ARTS FESTIVAL 2023に出展し、インタラクティブな空間体験を構築した。
Development Details
- 開発形態:チーム開発
- 担当範囲:インタラクション設計/音響・照明連携/プログラミング/設営・調整
- 使用技術:MAX(デバイス制御) / Arduino(モーター制御)
MPS210-55_'23_Ceder
MPS2104-55の屋外展示に挑戦した作品。森林の音と筐体の音が響き合う。
Development Details
- 開発形態:チーム開発
- 担当範囲:ハードウェアプログラミング/設営・調整
- 使用技術:Max (モーター制御) / Arduino (モーター制御)
MPS210-55_'23_Sonic Interaction
Sonic Interaction 2023 vol.1
振動モーターの振動を金網・ワイヤーを通じて3種の鉄板を響かせる。観客は振動モーターの回転数を制御でき、音の広がり方を模索する。
Development Details
- 開発形態:チーム開発
- 担当範囲:インタラクション設計/音響・照明連携/プログラミング/設営・調整
- 使用技術:MAX(デバイス制御) / Arduino(モーター制御)
MPS210-55_Live
小金井 宮地楽器ホール
彌榮龍 FluereResonate
Max/MIDIによるリアルタイム音響制御とArduinoを用いたモーター制御を組み合わせたライブエレクトロニクスパフォーマンス。ライブ用パッチを設計・運用し、演奏者と電子音響の即興的な対話を支援した。
Development Details
- 開発形態:チーム開発
- 担当範囲:ライブ用パッチ設計/運用
- 使用技術:Max (デバイス制御) / MIDI / Arduino(モーター制御)
laser harp
国立音楽大学 コンピュータ音楽専修
後期ゼミ試験作品
レーザー光線を弦に見立てた電子楽器。手でビームを遮断することで音が鳴る仕組みをArduinoとMaxで実装し、視覚的なインパクトと直感的な演奏性を両立させた自作楽器作品。
Development Details
- 開発形態:個人制作
- 担当範囲:サウンドプログラミング/インタラクション設計/センサー処理/設営
- 使用技術:Max(サウンドプログラミング/センサ入力) / MIDI / Arduino(楽器制作)